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必ずしも全てのヘッジファンドに当てはまるわけではないと思いますが、私が現在所属するチームの投資スタイルにおいては、とっているポジションが大成功した場合のUpsideの厳密な管理は行っていません。

もちろん、ザックリとこのくらい儲かる/損するという概算値は算出しますし、そのリスク/リターンが良い場合のみ投資を実行するわけですが、日々厳密なモニタリングを行っているのは大失敗した場合のDownsideの方です。
乱暴に言ってしまうのならば、儲かり続けているうちは「更にどこまで儲かるのか」といった事はどうでもいいともいえます。
何せ、儲かっているのですから。。。

但し、損をする可能性があるかどうかは厳密にチェックしますし、あり得る最大損失に関してもキッチリと管理しています。
(あくまで近代ファイナンス理論で対処が可能な範囲においてですが、、、、、、)



ところで、こんな興味深いランキングを友人から教えてもらいました。


・・・と、言うわけで、せっかくなのでこれに基づいて、意思決定後で遅まきながら、ざくっと金融専門職のダウンサイドケースを考えてみたいと思います。


お題は、

「金融専門職において、全くもって一度も上手く行かなかった時に、キーエンスの一般的社員と同じ生涯給料を得るには、何年間同業での転職を続ける必要があるか」

です(以下、単位は万円です)

=======================
<前提条件>
-キーエンスの平均生涯給料 : 61532
-参考までに往年のエリート官僚の生涯年収(除、天下り後):38095~51148
(出展:日刊ゲンダイ
-全くもって上手く行かない金融専門職人生: 
  成果が出ない 
  →数ヶ月~数年でクビ 
  →金融以外のビジネスチャンスも見つからない 
  →経験を積んでいる筈なのに良くない条件での転職
  →上記を繰り返し(0~[X]年)
  →金融市場でも雇い手がなくなり、特殊技能を要求されない雇用市場にシフト
  →ランキング1022位(キタムラ)の平均年間給与506万円で働き続ける
-就労可能年数:23歳~53歳の30年間と仮定
-金融専門職における最低賃金:ベースのみ、ボーナスゼロ、ベースは1000万円スタートから年間10%Upと仮定(平均値のつもりですが、、、甘いかな。。。)

<期待生涯給料算出式(単位:万円)>
期待生涯給料 = Σ 1000 * (1.1)^n [n=0~x] + 506 * (30-x)

<キーエンスに追いつくためには>
金融専門職在籍年数 1年 → 期待生涯給料 = 15674
金融専門職在籍年数 2年 → 期待生涯給料 = 16268



金融専門職在籍年数 19年 → 期待生涯給料 = 56725
金融専門職在籍年数 20年 → 期待生涯給料 = 62335



金融専門職在籍年数 30年 → 期待生涯給料 = 164494
=======================


ということで、20年間はどんな方法を使って、石にしがみ付いてでも金融専門職の世界に無理やり残り続ければキーエンス並みの生涯給料が得られるということになりました。因みにこの場合の20年目(43歳)の年間給料は6116万円です。
感覚的に言って経験があって(運悪く?)2年連続で成果が出なかったシニアの外資系金融マンが、次の転職先から受けられる補償の額としては、、、まぁこんなものなのかなぁと思われるのですが、、、まぁ景気しだいかと思います。
因みに、参考までにベース給料の年間Up率を5%にすると、キーエンス並みになるには29年間かかります。
、、、、なんですが、、、、、、実際問題として成果を一度も出せなかった場合に20年間も業界に留まる事はまず無理ですね(笑)


・・・こうしてみると、福利厚生と天下りを除いた場合における、国家公務員一種資格者の生涯賃金の低さが目立ちます。なにせ上記は事務次官級の数字です。心から思うのですが、早く一種公務員の給料を上げても非難されない世論と予算構造を形成しないと、経済合理的な意思決定をする性質を持った官僚が居なくなるのではないでしょうか。経済合理的でない財務省・経産省・厚生労働省とかって、、、個人的には非常にヤな感じです。


(注)非常にラフな計算ですし、実際問題としては、転職を繰り返すことが何回可能か、また日本経済の状況によってはベースアップが無くなる、金融専門職以外だと退職金が年数に応じて期待可能、累進課税制度により実際の収入は高給なほど少ない、就労時間が違うので時給は異なる、福利厚生が考慮されていない、そもそも給料が上がっても効用が下がるケースは多い、人生には給料以外のインセンティブが多い、等問題点山積みですので、あんまり参考にしないで下さい。あくまでお遊びです。念のため。

転職のご報告

細かい話はさておいて、常日頃お世話になっている皆様に取り急ぎご報告させていただきます。

この度、11月をもって現職を退社し、12月より米系ヘッジファンドの在香港オフィスにて、日本株の分析・投資業務を担当することとなりました。

本来ならば参上しご報告申し上げるところですが、まずは随分略儀ながら、Blogをもって御礼かたがたご挨拶申し上げます。

今後とも倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう、ひとえにお願い申し上げます。m(__)m
友人のマサイの戦士から来た手紙の中に、マサイ族の伝統的な社会構成が記されていたのでここで記録しておきます。

I got a mail from my Massai frend which tells about traditional social system of the Maasai people. I think it's worth recording on the internet space.


前提としては、彼らに「生年月日」という概念は少なくとも近年までなく、「大体何歳位の人たち」というAge Group単位で成人するまでを過ごします。そして割礼を終えた戦士時代に、このAge Groupの中で認められた者が下記のようなリーダーになり、その後のelderとしての人生において部族を統率していくことになります。

Please note that they haven't had the concept of “date of the birth” until recent days and live a life as an “ Age Group” base which consists of approximately the same year old people. After the circumcision, every men in the age group become worrier and people who play significant role in their worrier’s period will be classified as leaders described below. These leaders lead whole tribe after their graduation / admission as elders.


では、以下手紙より、、、、
Please enjoy this precious note from my friend…


================----
Hello,

I would like to tell you more about the Traditional Government of the Maasai People



(1)Chief of the age group ......( Olaiguenani lolporror) (Highest office)
His Work;
To lead the age groups in all the traditional ceremonies of the age group before curcumscission ceremony of the boys.


Under him we have two people.

(2)The smotherer of the OX and The Gurdian of the Cloak.


Under this two people we have one responsible

(3)The Guardian of the Sacrificial fire


Under The Guardian of the Sacrificial fire we have other two leaders.

(4)The Established one and The Cutter of the Strap.


Under this two leaders we have

(5)Other chiefs to represent the age group chief in Sub zones

Their Work

投資銀行青春白書

投資銀行青春白書


一瞬、IBD時代の後輩が匿名で出したのかと本気で思いました。
GIGで化粧品会社のM&Aやってる女性の後輩って、、、確かにいたなぁ、、、と。


もちろん、細かい内容に関するツッコミ所は多々あるのですが、、、とはいえ投資銀行部のアナリスト生活を見事に描写しています。

仕事を振られた時の愚痴とか、

先輩の仕事や社内政治に対する態度とか、

Dealの際の達成感や、やけっぱちな臨場感とか(笑)


・・・あえて言うなら主人公が何気に優秀すぎるところが現実感無いくらいでしょうか。(先輩に言われた仕事、実は100%一度で完璧にできてます(^^:)

サクッと読めるのでIBDの生活をポジティブに追体験してみたい方にはお勧めです


早くこんな風な台詞が言える様になりたい。

資産的にも、性格的にも(笑)



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